【第33回】排水処理槽の水位が上がる・あふれる原因とは?

「いつもより水位が高い」は重要なサインです

排水処理槽で、

「水位が下がらない」
「槽からあふれそうになった」
「高水位警報が頻繁に出る」

という症状が発生することがあります。

オーバーフローにつながる可能性があるため、早めの確認が重要です。

目次

原因① 流入量が増えている

生産量増加や洗浄回数の増加などで、設備へ入ってくる排水量が以前より増えている可能性があります。

原因② 移送ポンプの能力が低下している

ポンプの詰まりや摩耗などで排出量が減ると、流入量に追いつかず槽内水位が上昇します。

原因③ 配管が詰まっている

下流側の配管に詰まりがある場合も水が正常に流れません。

原因④ バルブが閉じている・開度が不足している

メンテナンス後にバルブ位置が変わっていないか確認します。

原因⑤ フィルターが目詰まりしている

ろ過工程がボトルネックとなり、前段の槽の水位が上がる場合があります。

原因⑥ 水位センサーの異常

実際の水位と表示水位が合っていない、またはポンプへの起動信号が正常に出ていない可能性があります。

原因⑦ 雨水などが流入している

屋外設備や排水経路によっては、雨天時だけ流入量が増えるケースがあります。

どの槽から水位が上がっているか確認する

複数の槽がある設備では、全体を見るより「最初に水位が上がった槽」を特定すると原因を絞り込みやすくなります。

まとめ

排水処理槽の水位上昇では、

流入量
ポンプ
配管
バルブ
フィルター
水位センサー

を確認しましょう。

オーバーフローしてから対応するのではなく、高水位警報や水位変化の段階で原因を確認することが大切です。

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