フィルターは「○か月ごと」とは限りません
ろ過フィルターの交換について、
「何か月使ったら交換すればいいですか?」
という疑問を持たれることがあります。
しかし、交換時期は排水量や汚れの量、フィルターの種類、設備条件などによって異なります。
使用期間だけでなく、実際の運転状態から判断することが重要です。
目次
判断ポイント① 差圧・圧力の変化
フィルターに汚れがたまると水が通りにくくなり、圧力の状態が変化します。
設備に圧力計がある場合は、正常時の値を記録しておくと変化を判断しやすくなります。
交換基準となる圧力や差圧は機器によって異なるため、メーカーの取扱説明書や設備仕様を確認してください。
判断ポイント② 流量が低下した
以前より水の流れが遅くなった場合は、フィルター目詰まりの可能性があります。
ただし、ポンプや配管が原因の場合もあります。
判断ポイント③ 処理水に変化が出た
フィルターの役割によっては、性能低下や破損によって処理水側へ変化が現れることがあります。
判断ポイント④ フィルターの外観
交換時には、単に「汚れているか」だけでなく、
変形
破れ
付着物の種類
なども確認すると、次回の管理に役立ちます。
交換頻度が急に増えたら要注意
以前は3か月使用できていたものが、最近は1か月で詰まるなど、交換頻度が急に増えた場合があります。
その場合はフィルターだけでなく、
原水中の固形物増加
油分の増加
前処理の状態
排水量の変化
など、上流側も確認してください。
交換日だけでなく運転状態も記録する
交換履歴には、
交換日
運転時間
圧力・差圧
流量
フィルターの状態
を残すと、その設備に合った交換周期を把握しやすくなります。
まとめ
ろ過フィルターの交換時期は、期間だけで判断するものではありません。
差圧・圧力、流量、処理水、フィルター状態を総合的に確認しましょう。
また交換頻度が増えている場合は、フィルターの問題だけではなく排水条件が変化している可能性もあります。
