【第30回】ろ過フィルターの交換時期はいつ?差圧・流量から判断するポイント

フィルターは「○か月ごと」とは限りません

ろ過フィルターの交換について、

「何か月使ったら交換すればいいですか?」

という疑問を持たれることがあります。

しかし、交換時期は排水量や汚れの量、フィルターの種類、設備条件などによって異なります。

使用期間だけでなく、実際の運転状態から判断することが重要です。

目次

判断ポイント① 差圧・圧力の変化

フィルターに汚れがたまると水が通りにくくなり、圧力の状態が変化します。

設備に圧力計がある場合は、正常時の値を記録しておくと変化を判断しやすくなります。

交換基準となる圧力や差圧は機器によって異なるため、メーカーの取扱説明書や設備仕様を確認してください。

判断ポイント② 流量が低下した

以前より水の流れが遅くなった場合は、フィルター目詰まりの可能性があります。

ただし、ポンプや配管が原因の場合もあります。

判断ポイント③ 処理水に変化が出た

フィルターの役割によっては、性能低下や破損によって処理水側へ変化が現れることがあります。

判断ポイント④ フィルターの外観

交換時には、単に「汚れているか」だけでなく、

変形
破れ
付着物の種類

なども確認すると、次回の管理に役立ちます。

交換頻度が急に増えたら要注意

以前は3か月使用できていたものが、最近は1か月で詰まるなど、交換頻度が急に増えた場合があります。

その場合はフィルターだけでなく、

原水中の固形物増加
油分の増加
前処理の状態
排水量の変化

など、上流側も確認してください。

交換日だけでなく運転状態も記録する

交換履歴には、

交換日
運転時間
圧力・差圧
流量
フィルターの状態

を残すと、その設備に合った交換周期を把握しやすくなります。

まとめ

ろ過フィルターの交換時期は、期間だけで判断するものではありません。

差圧・圧力、流量、処理水、フィルター状態を総合的に確認しましょう。

また交換頻度が増えている場合は、フィルターの問題だけではなく排水条件が変化している可能性もあります。

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