【第26回】排水処理設備の配管が詰まる原因とは?詰まりが増えたときの確認ポイント

配管清掃の回数が増えていませんか?

排水処理設備では汚泥や固形物を含む水を扱うため、長期間使用すると配管内に付着物がたまることがあります。

しかし、

「最近になって詰まりが増えた」
「毎回同じ場所が詰まる」
「清掃してもすぐに再発する」

場合は、詰まりを取り除くだけでなく原因を確認する必要があります。

目次

原因① 汚泥や固形物が増えている

以前より汚泥量や固形物濃度が高くなっていると、配管内に堆積しやすくなる場合があります。

原因② 流れが弱くなっている

ポンプ能力の低下やバルブの状態によって流量が減ると、配管内で固形物が沈みやすくなることがあります。

原因③ 配管の曲がりや行き止まり

曲がり部分、分岐部分、径が変わる部分などは堆積が起こりやすい場所です。

毎回同じ場所で詰まる場合は配管レイアウトも確認します。

原因④ 汚泥の性質が変化している

凝集条件が変化し、粘りのある汚泥や細かな汚泥になっている可能性もあります。

配管だけでなく、上流側の処理条件にも注目しましょう。

原因⑤ 薬品が付着・固化している

薬品配管では、使用条件や薬品の性質によって付着物が形成される場合があります。

薬品の取扱方法や清掃方法は、製品の取扱説明書や安全データシートなども確認してください。

詰まりの場所を記録する

配管詰まりでは「どこが詰まったのか」が重要な情報です。

毎回同じ場所なのか、設備全体なのかによって原因の考え方が変わります。

まとめ

配管詰まりが増えている場合は、

汚泥量、流量、ポンプ、配管形状、汚泥性状、薬品条件

まで含めて確認しましょう。

繰り返す詰まりは「配管が汚れている」だけでなく、設備条件が以前と変化しているサインかもしれません。

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