【第32回】処理水に油膜が浮く原因とは?工場排水で確認したいポイント

処理水の表面に油が浮いていませんか?

排水処理設備を確認したとき、

「水面に虹色の膜が見える」
「油のようなものが浮いている」
「以前より油分が増えた気がする」

という変化が見られることがあります。

目次

原因① 生産工程からの油分が増えている

加工油、防錆油、潤滑油などの使用量が増えれば、排水へ流れ込む油分も増える可能性があります。

設備側だけでなく生産工程を確認することが重要です。

原因② 洗浄工程が変化した

洗浄剤や洗浄条件が変わることで、油が細かく分散し、水と分離しにくくなることがあります。

原因③ 油水分離設備の能力低下

油分を除去する設備を使用している場合、フィルターの目詰まりや汚れ、メンテナンス不足などによって性能が低下する可能性があります。

原因④ 排水量が増えている

処理設備の想定より流量が増えると、十分な分離時間を確保できなくなる場合があります。

原因⑤ 突発的な油の流入

設備メンテナンスや油交換などによって、一時的に通常より多くの油が流入するケースもあります。

「浮いている油」だけで判断しない

油は、水面へ浮くものだけとは限りません。

排水の状態によっては細かく分散して見えにくい場合もあるため、必要に応じて排水分析なども検討します。

まとめ

処理水に油膜が見られる場合は、

生産工程、洗浄工程、油水分離設備、排水量、突発的な流入

を確認しましょう。

突然油膜が発生した場合は、まず直前の生産・メンテナンス内容を確認することが重要です。

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