【第31回】排水処理槽の泡立ちが止まらない原因とは?確認したいポイントを解説

排水槽の泡が消えなくなっていませんか?

排水処理設備では、

「急に泡が増えた」
「槽から泡があふれそうになる」
「以前はすぐ消えていた泡が残るようになった」

というトラブルが起こることがあります。

泡だけを消そうとする前に、まず「なぜ泡が発生するようになったか」を確認しましょう。

目次

原因① 洗浄剤などの流入

洗浄剤や界面活性剤を含む排水が増えると、泡立ちやすくなる場合があります。

生産工程や洗浄工程で使用している薬品に変更がなかったか確認します。

原因② 排水量や濃度の変化

同じ洗浄剤を使用していても、使用量や洗浄回数が増えることで排水中の濃度が変わることがあります。

原因③ 撹拌が強すぎる

撹拌によって空気を巻き込むことで泡が増える可能性があります。

最近、撹拌条件を変更していないか確認しましょう。

原因④ ポンプや配管から空気が混入している

吸込側から空気を吸い込んでいる場合など、設備内へ気泡が入り続けている可能性があります。

原因⑤ 薬品条件が変わっている

薬品の種類や添加量の変更によって泡の状態が変わることがあります。

消泡剤を入れる前に原因確認を

泡が出たからといって、すぐに消泡剤だけで対応すると根本原因が残ることがあります。

使用する場合も、処理水や後工程への影響を確認したうえで適切な製品・条件を検討する必要があります。

まとめ

排水槽の泡立ちが増えた場合は、

洗浄剤、排水量、撹拌、空気混入、薬品条件

を確認しましょう。

特に突然泡が増えた場合は、「直前に何が変わったか」を調べることが原因究明の近道になります。

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