【第27回】沈殿槽から汚泥を引き抜けない原因とは?排泥トラブルの確認ポイント

排泥操作をしても汚泥が出てこない?

沈殿槽では、底部にたまった汚泥を定期的に引き抜く必要があります。

ところが、

「バルブを開けてもほとんど出ない」
「以前より排泥量が減った」
「汚泥ポンプが吸わない」

というトラブルが発生することがあります。

目次

原因① 汚泥配管が詰まっている

沈殿した汚泥は濃度が高いため、配管内に堆積すると流れにくくなることがあります。

特に長期間排泥していなかった場合は注意が必要です。

原因② バルブ内部に汚泥が付着している

ハンドルが動いていても、内部が十分に開いていない場合があります。

原因③ 汚泥が固く堆積している

汚泥を長期間ためることで、底部で締まり、引き抜きにくくなる場合があります。

原因④ 汚泥ポンプの能力低下

ポンプの摩耗、詰まり、エア混入などによって十分に吸い込めていない可能性があります。

原因⑤ 配管内へ空気が入っている

ポンプ方式によっては、吸込側へ空気が入ることで正常に移送できなくなる場合があります。

無理に運転を続けない

汚泥が出ない状態でポンプを長時間運転したり、無理にバルブを操作したりすると別の故障につながる場合があります。

異常を感じたら一度運転状態を確認し、安全な方法で原因を調べましょう。

まとめ

沈殿槽から汚泥を引き抜けない場合は、

配管、バルブ、汚泥の堆積状態、ポンプ、吸込状態

を確認します。

定期的な排泥と設備点検を行うことで、詰まりや汚泥流出の予防にもつながります。

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